Life&Mono

日々思ったことや、生活に便利なモノやテクニックを中心に紹介。アウトプットの修行中。

今更ながらモレスキンのラージサイズのレビュー

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ネットで調べれば質の高いレビューは多く出てくるかとは思いますが、

あえて私なりに感じたことをレビューとして記事にしたいと思います。

前提としてEverNoteモデルのラージを一冊ほぼ使い切った上でのレビューとなります。

www.moleskine.co.jp

 

目次

 

大まかな特徴

非常に堅牢な外側のハードカバー

背表紙の内側にポケット

ページ数が多い

栞紐がついている

ノートを閉じたまま固定出来るゴムバンドがついている

 

長所

カバーの手触りは知る限り唯一無二です。

レザー調仕上げのカバーで独特の少ししっとり(もしくはぬるっと)する手触りは、本革のレザー好きには相性がいいかもしれません。

また、カバー自体の堅牢性も他のハードカバー製品と比べて頭一つ抜けて高い印象です。

良くも悪くもこのカバーがモレスキンの生命線と言えるでしょう。

カバーのおかげでどこで開いてもノートが反らないので下敷き不要で安定した書き心地を発揮できます。

私のように書く前に下敷き敷いたりあれこれ準備をするのが嫌な人には最高のカバーノートです。

また、ノートの端とカバーの端が平行になっているため、指を引っ掛けてめくる動作がスムーズで検索ノートとしての機能性は高いです。

また、検索性をアップする改造としてこんなものもあります。

on-the-plan.com

 

短所

あちこちで指摘されているように、とにかく紙の質が微妙です。

水性のボールペンや万年筆だと確実に裏抜け(インクが裏のページまで染み出してしまうこと)します。

ジェットストリームですら黒塗りすると裏抜けすることがあり、ノートとしてはかなり致命的な欠陥です。

基本油性かゲルインキボールペン専用と考えた方が良さそうです。

また、ゴムバンドも欠点を抱えています。

一体になっていて便利な反面、時間が経ってゴムが劣化すると伸び切って見栄えが悪くなり、ノートの固定もできなくなります。対応としてはゴムを縛って短くするか、逆にゴムを引っ張って外した上で別のゴムバンドを買って使った方がいいでしょう。外した後の穴が気になるようであれば黒い製本テープで隠すのがオススメです。

 

 

 

 

総評

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値段相応の価値があるかどうかは微妙です。

カバーの性能は素晴らしいですが、紙質がそれ以上に酷いため水性ペンや万年筆を使う前提だとオススメ出来るノートではありません。

検索性やカバーの独特の触り心地こだわらなければ、同額かそれより安く同じようなハードカバーノートが買えます。

少なくとも調査した範囲では、同じぐらいの価格帯であればほぼ確実にモレスキン以上の紙質なのであとはデザインなどの好みで購入していいでしょう。