Hmmm!?STATIONERY NoteBook Lサイズのレビュー
目次
ある日書店に寄り道した際、面白いハードカバーノートを見つけたので簡単に紹介します。
書店向け商品パッケージ「Hmmm!?」新レーベル「Hmmm!?STATIONERY」第一弾商品の販売を開始 | 日本出版販売株式会社
ぱっと見わかりにくいのですが、
「Hmmm!?」がブランド名でそのノートブックということです。
この記事を書いてる時点では発売して数ヶ月程度なので
ネット上にほとんど情報がなく熱心に書店に通ってる人以外は知っている人は皆無かと思います。
ラインナップ
詳細はこちらがわかりやすいです。
Sサイズ (144mm×100 mm) 500円(税別)
Mサイズ(183 mm×131 mm) 700円(税別)
Lサイズ (214 mm×143 mm) 900円(税別)
*レイアウトは方眼のみ
そこからさらに色やカバーの質感の組み合わせがあり、
モレスキンのようなレザー調や布っぽいもの、紙っぽいケースまであり選択肢は非常に豊富です。
機能
紙枚数:96枚
6mm方眼(サイズによる違いはないようです)
外側はハードカバー、材質質感は好みのものを選んで購入可能。
しおり紐1本
カバーの内側にポケットはなし
ノート開き防止のゴムバンド有り
レザー調カバーは撥水加工あり?
購入モデル
hmn008BK-L
レザー調カバー 黒色
雑感
紙質
簡単に試し書きした限りはモレスキンとアピカ紳士ノートの間ぐらいの印象です。触り心地はよくあるざらっとした質感です。KAKUNOで軽く字を書くと裏抜けするかどうかの瀬戸際程度です。
*字が汚いのはノートの性能に関係ありません。
製本
甘めです。最初の厚紙のページがうまく根元からめくれず最初のページとの糊付け部分に折れ目ができます。次のページをめくると折れ目の部分にノートが引っかかって、まっすぐ180開きがやりにくくなっていますので大減点です。
もしかしたら偶然外れ個体だったかもしれません。ノート部分は糸綴じ製本で中は6つに分かれています。
*何度か根元からまっすぐ折ろうとしましたが結果的にこの状態です。
ハードカバー
好みが分かれます。
私が選んだレザー調モデルは質感は適度にしっとりとしていて個人的には好みです。
ただし硬さが相当貧弱で簡単にしなってしまうのでモレスキンを期待して買うとがっかりすると思います。
水滴を垂らした程度なら防いでくれましたので、おそらく撥水加工がされていると思います。
他素材のカバーだと結果が変わる可能性があるので気をつけてください。
ノートの端とカバーの端が平行になっていない通常のタイプで、ノートの方が少し短く内側に収まってます。
まとめ
大きさと質感の組み合わせが多彩なラインナップで、カバーのデザインや質感は素晴らしいです。しかし肝心のノートとしては微妙な印象。紙質などに関してはもっとガチな方の検証を見た方がいいと思いますが、少なくとも特筆するほど良いものではなさそうです。鉛筆とボールペン用なら特に問題ないと思います。
Lサイズ(A5相当)で税別900円なのでハードカバーノートとしてはかなりリーズナブルな部類に入りますが、性能は値段相応というのが簡単に触った限りの結論になります。
紙質優先でハードカバーでなくてよければ素直に紳士ノートやノーブルノートなどから選んだ方が良いでしょう。
参考(他の方のレビュー)